夫のうつ病を受け容れたら楽になった

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うつ病がまるで感染症かのように拡大している。
職場にも、知人の知り合いにもついに我が家にも。

夫がうつ病の診断を受けて3か月目に入った。

見ぬふりをしようと、平気なふりをしようとしていたけど、我慢の限界だった。

こんなに元気なうつ病患者がいるのだろうか?

私は、夫のこの状況を受け容れられずにいた。

絶対にうつ病ではない。

何から逃げてるの?

はじまり

3か月前、職場で胸の痛みを訴え救急搬送される。

検査の結果何も異状はなく、帰宅。

翌日、近所のクリニックを再受診、そこでも異常はなく念のためニトロを処方される。

出社するも、胸の痛みを訴え早退を繰り返す。

近所の循環器科を再受診、結果は異状ないが狭心症の薬を処方される。

その処方に疑いを持ち、神経内科の受診を夫に勧めた。

2週間の休職。診断書がでる。神経性の胃炎のようなものという説明をうける。

それで職場復帰かと思っていたら、痛みは快方に向かうも治まらずさらに2週間の診断書。

結局、そこでも治らず、心療内科の紹介状を出される。

うつ病の診断を受ける

軽い不眠傾向もあることから、うつ病の診断。

1か月の休職、診断書が出た。

1か月後さらに1カ月の休職。診断書が出た。

自分と比較

私も過去に心療内科の受診はしなかったもののうつ病にかかったことがある。

この時の状況、不眠、食欲不振、恐ろしいほどの倦怠感。

かかりつけの内科で睡眠導入剤をもらって、なんとか寝ていた。

思い当たるストレスがあったことから、絶対に他の病気でなくうつ病だと確信していた。

あの時の私と夫はあまりにも違いすぎる。

絶対にうつ病ではないと思い夫と話してみることにした。



何から逃げてるの?

本当にうつ病だとしたら、危険なことかもしれないと思いながらも、話し始めた。

このまま見ているのつらい。

傍にいられない。

自分の時と違いすぎる。

あまりに元気で、

食欲もあるし、運動もできる。

うつ病とは思えない。

何から逃げてるの?

黙っている夫にさらに聞いてみた。

クリニックの先生が休みなさい。と言ったとしても、本当に自分が働きたいと思ったら、大丈夫です。って言えるよね?言えなかったのはなぜ?

言えなかったことを認めた夫をさらに問い詰めた。

何か怖い?何がいや?

人が怖い。人に依頼したりするのが怖い。

夫は作業の段取り、設計、人の手配全てをやらなければいけない仕事らしく、それが同時進行で3か所進めなければならないなしい。

同時に考えることも得意ではないが、何より人が怖いのだそうだ。

仕事変えてもらえば?

仕事を進めることと人への恐怖心を比べて、恐怖心の方が勝ってしまうのなら、仕事変えてもらうしかない。

このまま戻っても同じことの繰り返し、上司に相談するべき。

そう結論づけた。

夫も納得していた。

人間関係でうまくやれない人は母子関係が原因

幼いころしっかりと母親に甘えられなかった子供は大人になって人間関係でつまずくことが多いという。まさにこれか?と思い当たることがあった。

本好きの夫が持っていた本の中に毒になる親というタイトルをみつけ、驚いたことがある。

その時は親との確執を知らされてなかった。

親を嫌ってはいたが、そこまで根深いものとは思わなかった。

私にとっては、無口で頑固な父親と穏やかな優しい母親にしか見えなかった。

小さいころのことを聞くと、父親からは否定され続け、母親は全く助けてくれなかったという。憎んでいる。と表現したことに私はかなり驚いた。

夫を受け容れた自分

訳の分からない3か月の休みを取っている夫に対して、できれば視界に入って欲しくないとまで思い詰めていた。

それが、人間恐怖症(そう呼ぶのだろうか?)と思った途端、受け入れることができた。

顔を見て話せるし、冗談も言えるようになったのだ。

なにより、自分の心が楽になった。

うつ病の夫に対して思いやりの気持ちの持てない自分が嫌で嫌で・・・。

苦しかった。

そこから、解放された。

結果

上司に相談した。考えてくれるとの返事考えてをもらった。

私の中で、

国立大を出て、スポーツの得意な、優しい、非の打ちどころのない夫は

人が怖い、人と話すのが苦手な、出世できない、優しい夫となった。



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