学習障害かもしれない我が子

娘 あずきについて

あずきが小学校4年生の懇談会。

「勉強は、かなり苦労していますね。」

先生のその一言からLDグレーは始まりました。

それまでは、

ただの勉強ギライ。

もしくは、

ただの勉強は苦手な子供

というだけだったのです。

あずきは、どんな子供だったのでしょうか。

乳幼児期

乳児検診など特に異常もなく

健康にすくすくと育っていました。

保育園では

どちらかといえば、大人しく

運動遊びは、ままごとなどを好みました。

絵本は、毎日寝る前に

読み聞かせをしていました。

文字には興味を示しませんでした。

名前だけ書けるように練習させましたが、

入学前に何かを勉強させようとか、

何かをできるようにさせようとか

まったく何も考えていませんでした。

今の私がこの時の私に助言できたら、

遊びの中でやっておくべきだったことを

伝えたい。

就学時検診では、特に何も言われませんでした。

周りの大人たちには

「しっかりしてるね。」など、言われており、

あずきは賢いなんて勘違いしていたくらいです。

ホントにバカ親

1年生

授業中発言をしない子でした。

宿題をさせるのが大変でした。

家に帰ってきてから、宿題を始めるまでの

長いこと!

おやつで釣ってみたり、

遊びで誘ってみたり、

テレビを見せないなどとおどしてみたり、

いろいろ試しましたが、ダメでした。

だからといって、宿題をやらずに行くことが

できるほど気が強くもなかったのです。

先生からは、

「あずきさんのペースでがんばっていますよ。」

と言われていたので、

やる気スイッチが入れば、なんとかなると

思っていました。

この時の家庭での勉強法は、

タブレットを使った勉強でした。

遊びの要素が強いので、なんとかやっては

いましたが、進度はのんびりだったようです。

持ち帰るテストの点数の悪さに驚き、

この勉強法があっていないと判断し、

解約しました。

1年生のテストはほとんどの子が

80点以上取れると聞いたことがあるので

うちの子ヤバイかもと気づき始めました。

・・・・・・あまりに遅い気づき。

タブレット任せにしていたので、

あずきがどれほどできていないか、

親である私はまだ理解していませんでした。

のん気すぎます。

2年生

「あずきさんのペースでがんばっていますよ。」

と同じことを言われていました。

この時、不思議に思ったことがあります。

宿題の多さ

算数だけでも、プリントと

算数の友という問題集が数ページあることが

ありました。

そのほかに、音読もあります。

算数に合わせて漢字の書き取りがあることも

ありました。

この時は、先生に対して疑問を感じていました。

なんで、こんなに一度に出すのだろうと。

あずきと話すうちに、この疑問は解決しました。

学校でできなかった分の持ち帰りだったのです。

家庭での勉強は私が見ていました。

この頃から

どうして、この子はこんなにかみくだいても

わからないのだろうとかなりイライラしました。

言葉づかいがあらくなり、

「あほか!」とか「ばかじゃないの?」

など虐待といえる状態になっていました。

勉強の時間が終わると後悔の塊になっていました。

親が教えるのはダメだと

塾を探し始めました。

スタート遅すぎます。

3年生

とても嬉しそうに

「あずきさんは、とてもがんばっていますよ。」

と今までの先生と同じことを言われました。

3年生から公文教室に通い始めました。

教室の先生から

「まずは、国語をお勧めします。

算数でのつまずきの原因は国語の場合が

多いのですよ。」

と言われ、

1学期間は国語

2学期からは、算数も増やし

3学期からは英語も始めました。

あずきは、学校の宿題と公文教室の宿題に

追われることとなったのです。

かわいそう。

今謝れるなら謝りたい。

誤解しないでくださいね。

公文教室の否定ではありません。

もし、入学前から始めていたら

きっと、身になったと思います。

普通のペースで学習できるお子さんは

こなしていけると思います。

何をするにも、のんびりで時間のかかるあずきには

負担が多すぎました。

4年生

学校の宿題をなんとかやりおえても

公文の算数は3年生の内容を繰り返し

授業についていけませんでした。

テストの点数は15点!なんてこともありました。

4年生の1学期は、テストを返されるたびに

公文の宿題の時間を授業の復習にあてるべきではないか

と繰り返し考えていました。

そして、4年生の懇談会で

「あずきさんは、かなり勉強に苦労しています。

でも、よくくらいついてきていると思います。」

私の頭の中でこのくらいついてが、何度も繰り返されました。

先生はひょっとして、

褒めるつもりで言われた言葉かもしれませんが

私は切なくて、

”何度やっても駄目ですよ”

”あなたは今までできない子に無理強いしていたのですよ“

と言われているように思いました。

この時まで私は、

あずきをなんとか普通の枠にいれたい。

なんでも普通にできる子。

ただそれだけ目標にしていました。

「特に図形の理解になると、

あずきさんは、何を見ているのだろうと

不思議になります。」

と私も感じていた図形に対する異常な遅れを

指摘されました。

先生のこの言葉で目標がまちがっていたことを

悟ったのです。

これで、今まで逃げていたいた学習障害かもしれない

という疑いと向き合う決心がつきました。

我が子に障害の疑い。

しかも、4年生になって。

頭を殴られたような衝撃がありました。

まずは、子供相談センターに行ってみようと思いました。

子供センター

子供相談センターは、児童福祉法に基づいて

設置されている相談所です。

18歳未満の子供についての相談は何でも

受け付けてくれます。

まず、電話をしてみると

親だけの来所を勧められました。

学校での懇談会から1週間後には

相談センターでの面談の予約を入れていました。

とにかくのんびりはしていられませんでした。

相談センターでの1回目

50代くらいの男性が面談して

話を聞いてくれました。

  • 家族構成
  • 心配事
  • 特意なこと
  • 学校で困っていること

など聞かれました。

子供との面談の前に、学校の話を聞く必要があると

言われ、学校名、担任名を聞かれました。

この後の経過などは、学校に知られたくない場合

内密にできるということでしたが、

初めだけは、この相談が必要があるのか

母親の考えすぎかどうか学校側に

確認したいということなのでしょう。

この時の面談で

私は話しながら泣いていました。

闇雲に、勉強させていたこと、

ひどい言葉でののしってしまったこと

あずきに対して、ただただ申し訳なく

自分がいかにバカ親だったかの反省で涙があふれました。

相談センターでの2回目

前回と同じ男性と

女性の児童心理士との面談でした。

初めに親子で、

次に子供だけ、

そして親だけ

という順で面談を行いました。

この時に言われたことは

「話した限りでは、はっきりしたことは

何も言えませんが、ひょっとしたら注意がたりない

ところが少しあるかもしれないです。」

「言葉による理解も少し心配な点はありますが、

初対面の人間との会話では

聞き違いなどよくあることなので、

この点でもはっきりは言えません。」

そして、次のステップ

WISC-Ⅳの検査を受けるかどうかの選択

を迫られました。

WISCとは、子供用の知能検査です。

POINT

このテストの検査結果では最終の診断はできないこと。

最終診断には病院受診の必要があり、

この辺りでは小児科のクリニックではそれを

やってくれる場所は皆無に等しく、

近くでは比較的大きな精神病院の受診となること。

ここまでの説明で衝撃でした。

こんなに明るくて、元気なあずきが精神病院を

受診?

私は精神科の偏見でこりかたまっていて、

そこに、あの場所にあずきを連れて行くなど

出来ないと思いました。

診断に進み、障害が認定された時の説明を受けました。

POINT

学校で特別支援学級に入るかどうかは

親が選択できること、

障害となれば、

子供にあった教育が受けられる。

ついていけない状態と言うのは

子供自身かなり苦痛であること。

放課後デイサービスの利用ができる

就職で有利である。

相談センターの予約もかなり埋まっていて、

テストを受けるのは1か月先。

必要時間は、1時間半から2時間。

その間親はどうするか尋ねられました。

子供だけ預けてもいいということでしたが、

私は待たせていただくことししました。

私のために一部屋用意してくださいました。

この時で3回目のセンター利用ですが、

下のロビーで他の利用者のなるべく合わないように

配慮されていると感じました。

福祉センター、児童センター等の玄関ロビーは

オープンな印象ですが、ここはどこか閉鎖された

玄関ロビーで人と会わずにすむような工夫がされていました。

WISC-4を受ける

休憩を1回はさみ、説明を入れて2時間ほどで

おわりました。

結果をどういう形で聞きたいか心理士が

あずきに聞いたそうです。

あずきは

「お母さんと別々に聞きたい。」

と答えたというのです。

「次回は別々に結果を聞いていただきます。」

そう言われました。

あとで、なぜ別々がいいと答えたのか聞いてみました。

「お母さんのあちゃーっていう顔を

見たくなかったから。」

と言われてしまいました。

結果が出るまでの1か月。

ドキドキして待つことになりました。

WISC-4 結果

学習障害か?否か?

結果はグレー。

病院を受診するべきとも、

受診しなくても大丈夫です。ともいえません。

  • 言語理解
  • 知覚推理
  • ワーキングメモリー
  • 処理速度

この4項目についての結果をもとに総合した

FSIQ が出ます。

この年令の子供を100人集めて、

後ろから何番目です。

そんな数字も出されます。

言語理解は普通に近い。

知覚推理は100人中1番悪い。

納得の結果です。

今まで、図形の問題で苦労したのがよくわかりました。

このタイプの子供の場合、

言葉で表す、

補助線を付ける

といったことが大切だそうです。

小さいころから絵本の読み聞かせは続けていたので

それは少し助けになっていたようです。

その他にも、

日常生活でメモをとらせる

漢字は回数を書くよりもバラバラにして

形を覚える。

など気を付けることを教えてもらいました。

子供相談センターでは、ここまで。

後は、病院を受診するかどうかを決めることになります。

私の心の中では、病院受診は決まっていましたが

表向きは、家族と相談しますと答え

子供相談センターを後にしました。

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